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加盟店制度って何?生活トラブル解決サービスでよく見るあのシステムについて元プロが解説

この記事を書いた人
管理人あつひこ

【経歴】
 ①生活に関連するトラブル緊急対応サービス会社で勤務
  対応件数=年間1000件以上、個人売上=年間1000万円以上
 ②法人営業・プログラマーなど転職を複数回経験し現在はIT系企業で勤務
  在宅でぬくぬく業務し、出社は3か月に1回
【スキル・知識】
 ・カギ、ガラス、害虫、水道
 ・転職アドバイス
 ・プログラミング、IT全般
 ・住宅関連アドバイス、防犯アドバイス

当サイトでは、管理人がもともとカギやガラスや生活トラブル全般に関する出張サービスの作業員をしていたことから、生活トラブルに関する会社をいくつも調査しています。

生活トラブルに関するサービスを提供している会社は、基本的に“加盟店制度”というものをとっていることが多いのですが、そもそも”加盟店制度”ってなに?と思われる方も多いかと思うのでこの記事を作成しました。

●この記事を読んでわかること
加盟店制度の仕組み
加盟店制度を採用している会社
加盟店制度のメリット・デメリット
加盟店制度はアリかナシか

加盟店制度とは

当サイトで説明する加盟店制度とは、いわゆるマクドナルドやコンビニなどのフランチャイズとは少し違い

大元の会社が提供するサービス体系や料金体系を全ての加盟店で統一し、大元の会社が宣伝広告や受付を行い、加盟店に案件を配分するような仕組みです。

例えば、“〇〇110番”“〇〇レスキュー”といった、カギ・水・ガラス・雨漏り・害虫などなど生活トラブルに関する悩みを解決する業者がいますよね。

皆さんも冷蔵庫に水のトラブルのマグネットなんかを貼っているのではないでしょうか。

実はああいった業者は、1つのサービスにつき1つの会社が運営している訳ではなく、いろいろな会社が加盟店契約をして1つのサービス名を名乗って商売をしている事がかなり多いんです。

全てのサービスがそうとは限りませんが、全国エリア対応のサービスなどはほぼ全て加盟店制度をとっているといっても過言ではないでしょう。

かんりにん
かんりにん

あれ、ちょっと待てよ…。
それって何かおかしくない?消費者をだましてるの?
そもそもそんな事して何の意味があるの?

と思った方も多いかと思います。

もちろん加盟店制度は、業者側にも消費者側にもメリット・デメリットが存在しますので、分かりやすく説明していきます。

加盟店制度を採用している会社

生活関連のトラブルに対応できるサービスを提供している会社で、加盟店制度を採用している会社の一例をあげます。

シェアリングテクノロジー株式会社

加盟店制度のメリット

メリット① サービス内容や料金体系が分かりやすい

加盟店制度を採用している場合、どの業者が来ても、同じサービス名や同じ料金体系でサービスを受けられるため、依頼するときにどんな作業でいくらかかるのか把握しやすいというメリットがあります。

その為、ボッタクリ価格のハズレの業者に依頼してしまうリスクが無くなります。

メリット② 全国エリアに対応している

加盟店制度をとっているため、大本の会社が日本全国に店舗を構える必要が無く、既に全国に存在する業者がお客さんの元へ駆けつけたりしてサービスを行うことが出来ます。

そのため、サービスを依頼するときに、自分の住んでるところはどこが対応していてどこが対応していないのか、などを細かく調べる必要が無く分かりやすいです。

メリット③ すぐに駆けつけてくれる

対応エリアが全国であれば日本全国に加盟店契約している業者が存在しているため、受付をしたコールセンターから一番近い業者へ作業を手配をしてくれて、急に生活のトラブルが発生した時でもすぐに駆けつけてくれる可能性が高いです。

メリット④ サービス名が分かりやすい

これはメリット①と②ともかぶりますが、カギのトラブルと言えばこの業者、水のトラブルといえばこの業者、というかたちでイメージがつきやすいため、急なトラブルが起きた時に色々調べる手間が省けてすぐに依頼できるメリットがあります。

加盟店制度のデメリット

デメリット① 料金が多少高くなる

はっきり言ってこれが最大のデメリットではないでしょうか。加盟店契約する業者は、加盟店の大本に売り上げの一部(ロイヤリティ)を払う必要があるため、元々のサービス料金自体が割高になる可能性があります。

ただし、メリット①でも挙げた通り料金体系が統一されているため、ボッタクリ価格を請求してくる業者に依頼してしまう可能性はなくなるため、メリットとデメリットが表裏一体という事になります。

デメリット② 業者によってサービスの質が変わる可能性がある

各加盟店は当然同じ会社ではないため、それぞれの業者がそれぞれでノウハウを蓄積しており、業者によってサービスの質の差が生まれる可能性があります。

この点については、加盟店の大元の会社も課題として認識していることが多く、一律で研修を実施したり、加盟店同士でノウハウを共有する機会を設けることも多く、対策を実施しているところも多い様です。

加盟店制度ってアリ?ナシ?

結論から言うと、アリかナシかで言うと、元プロから見てもメリットの方が多いため、アリだと思います。

お客さんに全国対応で一律の分かりやすいサービスを早く提供するかわりに、一律で料金が多少割高になっているという犠牲が存在しているというイメージです。

極端な話をすると、個人店のアタリの業者に頼めばとんでもなく安くサービスを提供してくれる可能性もありますが、ハズレの業者に当たってしまうととんでもないボッタクリの請求をされる可能性もあるので、

ハズレかアタリか分からない業者に頼んでみるより、サービス内容や料金体系が分かりやすい業者に頼む方がよっぽど安心な気がします。

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